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税務調査(不正発見ランキング)

国税庁が発表している法人税の実地調査の状況から不正計算の多い業種ランキングです。

不正発見業種の常連だったソープランドが、平成22年度のランク外から1位に返り咲いています。

よく言われてますが不正計算を行いやすいのは、現金商売です。その理由は、①お客さんが不特定多数であること(お客さんから調べられない。)②支払いが現金であること(隠しやすい。銀行振込等であれば、税務署は入金状況を把握できる。)が大きな理由です。これに該当するのは?ランキングを確認してみてください。

 ■不正計算の多い業種

1位 ソープランド(前年はなぜかランク外)

2位 バー・クラブ(前年1位)

3位 その他飲食(前年4位)

4位 外国料理(前年2位)

 

(参考)不正発見割合の高い業種(小分類)(税務署所管法人及び調査部所管法人)

                           (単位:%、千円)
順位 前年順位 23事務年度 不正発見割合 不正申告1件当たりの不正脱漏所得金額
1 サービス ソープランド 86.5 18,291
2 1 料飲 バー・クラブ 59.0 23,180
3 4 料飲 その他の飲食 35.5 7,331
4 2 料飲 外国料理 35.4 5,827
5 料飲 そば・うどん 35.4 2,851
6 9 料飲 大衆酒場、小料理 32.6 4,986
7 料飲 すし 31.5 1,103
8 6 サービス 廃棄物処理 30.4 6,946
9 料飲 日本料理 30.4 3,397
10 旅館 その他の旅館 29.0 25,971

 

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